石見神楽
石見銀山神楽連盟 Official Website
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神楽の裏側、地域でのトピックなどゆるーく雑談間隔でおしゃべりしています。
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島根で今も愛される伝統芸能 “石見神楽”
石見神楽(いわみかぐら)は、島根県西部(石見地方)や広島県などで古くから伝統芸能として受け継がれている神楽の様式のひとつで、島根県大田市のある石見地方を代表する郷土芸能です。その年の豊作・豊漁、無病息災を祈願し、神々に捧げる儀式として古くから舞われてきました。
現在も石見地域のお祭りやイベントには欠かせない伝統芸能として、世代を問わず親しまれています。鮮やかな刺繍で飾られた衣装、響き渡る太鼓や笛のお囃子、そして勇壮華麗な舞は見るものを魅了します。
出雲と石見の国境”おおだ”の神楽の多様性
島根県大田市は、石見地方と出雲地方の境界にあり、上演団体によって「神楽のおもむき」が全く異なる面白い土地です。さらに、すべて子どもが演じる子ども神楽や、海辺で行われる海神楽、定期公演や各種イベントでの神楽の上演など、上演の形態でも多種多様な石見神楽を堪能することができます。
気軽に楽しく見られる神楽
石見神楽は、島根では今も多くの人々から愛される伝統芸能です。江戸時代以前は神職しか舞うことが許されなかった神楽が、明治になると誰でも舞えるようになり、より人々にとって身近な存在となって、継承・進化してきたのが今日の石見神楽です。夜通し行われる神社での奉納も、人々が笑顔を寄せ合う賑やかな雰囲気が特徴です。石見神楽初心者の方もぜひ気軽に神楽の上演にお越しください。
大田の神楽オンライン配信
令和2年、大田市の神楽社中はほとんどの奉納・公演がキャンセルとなりました。神楽を披露する場所がなくなり、稽古もままならず、活動は低迷しました。活動資金がほとんど入らず、衣裳の更新や経費の支払いに苦慮する団体もあり、まさしく存続が危ぶまれた1年でした。大田市の観光の柱であり、日本遺産に認定された石見神楽ではありますが今年もまだ厳しい状況が続いています。昨年10月より、大田市版DMO石見神楽・文化芸能ワーキンググループリーダーを務める石見銀山神楽連盟事務局長が発起人となって「オンライン公演」を立案。大田IT誘致企業とともに、社中の新たな活動の場として大田の石見神楽を広くPRし、皆さんとの交流し活動を応援していただける仕組みをスタートしました。
ネットショップでオンライン視聴券や応援付き、スポンサー付きチケットのご購入・お申し込みができます。是非楽しみながら、ご視聴応援をよろしくお願いします。
オンライン公演について
これまでに開催したオンライン公演のアーカイブを作成しましたので、ぜひご覧ください。
石見銀山神楽連盟では「新型コロナウイルス感染症流行下での活動ガイドライン」を作成し、感染対策を行った活動を行っています。
ご観覧のみなさま、公演主催者さまのご理解とご協力をお願いいたします。
2019年5月20日に石見神楽が日本遺産に認定されました!
島根県西部、石見地域一円に根付く神楽は、地域の伝統芸能でありながらも、時代の変化を受容し発展を続けてきた。その厳かさと華やかさは、人の心を惹きつけて離さない。神へささげる神楽を大切にしながら、現在は地域のイベントや商業施設などでも年間を通じて盛んに舞われ、週末になれば、どこからか神楽囃子が聞こえてくる。老若男女、観る者を魅了する石見地域の神楽。それは古来より地域とともに歩み発展してきた石見人が世界に誇る宝なのだ。
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